木と暮らしの制作所

【英国研修記】森と暮らす

【英国研修記】森と暮らす

【英国研修記】森と暮らす

ロンドンがこんなにも緑にあふれていたなんて知らなかった。

ロンドンは森の中に街があった

大きすぎる街路樹

日本に戻って思ったこと「日本の街路樹は小さい」

道幅は広く、直径1mを超える大きな木が街路樹として植えられ、4.5階建てのビルよりも枝が上に伸びている。雨の多いロンドンでも大木は雨よけとなり、自然なアーケードとして役立ってくれていた。きっと真夏は涼しい木陰を作ってくれているのだと思う。

建物と建物の間には必ずといっていいほど手入れされた公園が設けられている。公園といってもブランコや滑り台がある公園ではなく、いくつかの大木、花をつけるような木、常緑の木、手入れが行き届いた花壇にベンチなどが置かれている。まるでヒミツの花園である。

大木の街路樹に森に迷い込んだような公園を見て、「街に木が植えられている」のではなく「森の中に街をつくった」のではないかと本気で思ってしまった。

ロンドンと日本では街のつくりが全く異なるのだ。

ミューズMewsとよばれる細い裏路地 。 住宅のブロックごとに中庭のような裏道のような形で位置しているのですが、ミューズとは馬小屋のことだそう。ここも元々馬小屋が合った場所なのだとか。

森と暮らす

小さな公園ばかりではなく代々木公園のような大きな公園がいくつもある。規模は断然ロンドンの方が大きいが、そこは東京なんかと変わらないかもしれない。
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皇居ランナー的な人たちが公園の外周を走り、通勤の為に自転車を走らす人、それに交じって乗馬の練習をしている人たちも。

公園内に馬専用道がある

公園内には老齢になった木が伐採されていたりもした。

書いた人 松原千明

日本の森林面積は66%飛騨地域は92%イギリスの森林面積は16%
東京都の区では20%程度、ロンドンの面積の47%が緑地なんだとか。

書いた人 松原千明