「木と暮らしの制作所は家具を作っている」
正解だけどそれだけが全てではありません。家具を作る中で小さくなってしまった端材や、家具として使われない細い木やコブ、皮や葉っぱなど森から頂くものを価値のあるものに生まれ変わらせることが私たちの役目と考えています。
今のものづくりをする中でもいわゆる産業廃棄物として会社から出るゴミはオイルをふき取った布や硬くなってしまったハケ、使い古した紙やすりなどのみ。木材に関しては皮などは熱利用され暖房に使い、削り屑は牛舎へ運ばれ牛のベットになります(その後堆肥として畑へ)。大きめの端材は若手育成のためロクロ研修で使われますし、小さめの端材はたき火やストーブ用にもらい手がいるため、捨てるところがないのが現状です。
ただ、気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、上記に挙げたほとんどが自社利用できていないという事です。自社でもっと森の価値を高めることができないか。家具という枠を飛び出して、企画された商品をまとめました。