木と暮らしの制作所

WALL CLOCK

WALL CLOCK

SUMMARY

時を重ねる

木は二度生きるという言葉があります。
植物の木として過ごす一生、ものとして生まれ変わり過ごす一生。50年以上もの長い時を刻んできた年輪に今を刻む時計の針が二つの時を結んでくれます。

文字盤はレーザーで刻印し焦げ色がコントラストとして文字を浮かび上がらせ、金属針を採用し遠くからでもはっきりと見やすい時計は、樹皮がついていた部分を残した仕上げのため全てが一点もの。全ての在庫をインスタグラムにてリアルタイムで公開しています。

樹種 山桜クルミその他樹種
長針短針 金属黒着色
秒針 真鍮製
サイズ タテ 長さ300mm 幅250〜300mm 厚み30mm 
    ヨコ 長さ250〜300mm 幅300mm 厚み30mm
ムーブメント SEIKO製ステップ式 ステップ音はあまり聞こえません。

STORY

あますことなく

テーブルづくりをしているとたくさんの端材が生まれてきます。テーブルの天板にはできなくとも、どれもが森で長い時間を掛けて育った木であることに違いはありません。私たちにとってかわいくて、もったいなくて、なんだか手放せない存在なのです。

大きな家具を作ることはできないけれど
30センチ以上とれるものは時計に
23センチ以上とれるものはシェードに
15センチ以上とれるものはボルダリングホールドに
幅の狭いものはさらに小さな小物へと形を変え
できるだけ無駄のないようにあますことなく使いたいと思っています。