木と暮らしの制作所

CUTTING BOARD

CUTTING BOARD

SUMMARY

食卓でも使えるまな板 ナイフが使える器

「カッティングボード」という言葉はよく聞くようになったけど、どう使うのかわからないという方も多いのではないでしょうか?店頭でも「まな板と何が違うの?」とよく聞かれます。まな板はキッチンで使うもので、カッティングボードは食卓で使うものという答えが一般的だと思います。もう少しわかりやすくいうならば「食卓でも使えるまな板」であり「ナイフが使える器」そんなふうに気軽に考えてもえるとうれしいです。

もちろん普段のお料理のまな板としてキッチンで使っても良いものです。日本のまな板で使われる材料とは異なり、固い材種を使用するため中心部分がへこんでくる事が少ないのも特徴です。

食卓でカットする

器として使う

全てが一点物

大小様々なカッティングボード

一般的なカッティングボードをはじめとする小物は同じ型を使い量産する事が多いものです。ですが、木と暮らしの制作所のカッティングボード は全てが一点物。一枚の板を最大限に使うため、樹皮がついていた自然の耳をできるだけ残し製作しています。そのため出来上がる物は長さも幅もいろいろ。樹種も異なるので好みのものを見つけるのは少しコツが入ります。

用途を考えて選ぶ

standard / 1:1.5
まさしくスタンダードな形。汎用性の高いA4ぐらいの物は初めの一枚として最適です。大きい物は食卓で切り分ける様なお肉料理などに、小さいものはカップソーサーや菓子皿としてお使いください。薬味用のまな板としてお選び頂くこともあります。

square / 1:1
ケーキやタルト用のプレートとしてオススメの形です。お皿だとカットしにくく、料理に使うまな板を食卓で使うには少し抵抗のある方も多いのではないでしょうか?小さめの物は鍋敷きやポットソーサーとしてもお使いいただけます。

long / 1:2~
2枚目以降のカッティングボードとしておすすめ。バゲットのカットはもちろんロールケーキを乗せたり前菜を並べたりソースを載せたり​​​​​​と用途は様々。ですが使いこなすにはセンスが必要なため玄人向きの一枚と言えます。
写真は代表阿部貢三が制作していたカッティングボードです。

simple / handle loess
カッティングボードとまな板の違いは取っ手があるか無いかという人もいるかと思いますが、木と暮らしの制作所では取っ手のないカッティングボード もご用意しています。取っ手が無い分、より広い面積が盛り付け面となります。基本的には「long」と同様の使い方ができます。

口に入るものだから

接着剤不使用
細い木をくっつけて作ったものや、小さな節を接着剤で埋めているものも世の中には多くあります。木と暮らしの制作所のカッティングボードは万が一でも口に入る事がないように接着剤は一切使用していません。

エゴマ油塗装
家具に使うオイル塗料は食器にも使えるものを使用しています。しかし天然成分とは言えオイルの乾燥をはやめる為に石油製品が混ぜられています。こちらは乾燥の段階で揮発してしまうものなのですが、万が一残っていたら大変。木と暮らしの制作所では乾燥剤などが含まれていないエゴマ油で塗装しています。たっぷりエゴマ油を染み込ませ、2週間〜1ヶ月ゆっくりと乾燥させています。

STORY

もったいない

木と暮らしの制作所のカッティングボードのルーツは2006年頃前身の一つとなる工房※1から始まりました。製材所のスミに追いやられた曲がった木を捨てるのはもったいないと製材所の社長にゆずっていただき木の形状に合わせたカッティングボードを作り始めました。

2017年の木と暮らしの制作所立ち上げ以降、より無駄のないデザインにと手間はかかりますが樹皮のついていた部分を残し、持ち手形状を統一化するといったリデザインをおこないました。現在は家具にできない細い丸太をカッティングボード専用に製材、テーブルに使う栗・クルミ・山桜のほか、多様な樹種を使用しています。

※1創業メンバー阿部貢三が代表を務めていたKOZO interior studio